おさか菜の日記

適応障害,不安症を抜け必死に生きる限界看護学生のブログ→ゆるくいくことにした→自然体(?)を取り戻したっぽい。まいにちたのしい

家庭教師の私が高校1年生に教えたいこと

〜1日1記事チャレンジ4日目〜

塾でも通信教育でもなく、家庭教師を選んでくれた理由ってなんだろうか

中1から見ていた生徒さんがこの春高校生になったので、家庭教師としてどんなお手伝いができるか改めて考えてみました。

 

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私は現在家庭教師として2時間×週2日訪問し、生徒さんの自室で一緒に勉強しています。…おっと、正確には勉強しているのは生徒さんだけで、隣で自分も勉強しているわけではありません。「頑張ってね」ではなく、「頑張ろうね(一緒に)」と伝える様にしている癖が出ましたかね。英語と数学に時間を使っていて、疑問があるようなら他の教科でも答えています。2時間ありますが、休憩を除いて実際に勉強しているのは1時間40分程度でしょうか。20分何をしているかと言うと、学校の進捗や宿題の確認などです。高校1年生春の今の時期、私にとってはその20分こそが家庭教師としての意義を果たす重要な時間です。

 

 

さて、家庭教師の私が高校1年生に教えたいこと/できるようになってほしいことは次の3つ

・時間管理

・タスク管理(宿題の決め方)

・要点を見る目

生徒さんが中学生の頃はほぼ私が担っていました。家庭教師だからこそ手伝える部分であり、勉強の習慣のなかった頃は率先して手伝っていましたしかし、いつまでも家庭教師としてつくことはできないので、今後は徐々に自分でできるようになって欲しいと密かに思っています。

3点について、もう少し詳しくお話ししていきます。

 

 

①時間の管理

中学校は徒歩圏内でしたが、高校生になると通学に1時間以上かかるようになります。部活動で帰りが遅くなることもしばしば。新生活では毎日5時起きだと聞き「11時に寝ること」を私からの宿題として出しましたが、高校生って何かと忙しいんですね…。お友達と寄り道したりLINEしたり、趣味だってきっと増えるでしょう。私はそれらを制限して欲しくはない。平日の学習時間を通して、生徒さんのQOL(生活の質、人生の満足度)を少しでも上げることがお仕事なのですから。はい。そのための時間の管理です。学生の本分はさくっと遂げて、より愉快に生きるために時間を使うにはどうしたらいいか? …私も時間術に長けている訳ではありませんが、わかる範囲で工夫をお伝えしているところです。

 

②タスク管理(宿題の決め方)

学校から出される宿題には、期限と重要度があります。難しいのは、今日やらなくてもいいけど溜めとくとテスト前に大変なワーク類でしょうか。出しても出さなくてもいい宿題とか、どの程度の完成度で仕上げるかとか…高校生だとそんなに迷わないのかな? 私が大学生活を送る上で意識していると言うだけで。時間の管理と重なる部分もありますが、最低限の宿題の他にどれだけ自分の勉強ができるのか。また、何をすれば効果的なのかを自分で決められることができると、家庭教師はほぼお役御免です。家庭教師がいなくても自分で勉強できることが、私のゴールなのであります。

 

③要点を見る目

たまに見かけます。全部マーカー引いちゃうとか、公式をなんとか暗記しようとするとか。せっかく個人のペースに合わせた授業ができる環境にあるのだから、理解や系統づけに時間を割いて楽しく楽に勉強して欲しい。要点の捉え方や理解によって暗記量を減らす工夫にはパターンがあると思うんです。だから、後天的に習得が可能…なはず。わーっと教科書眺めて、で、何が骨でどこが肉か(他に綺麗な言い方はなかったのか…)気付けると学習効率が上がります。今までは私が話すのをただ聞いてもらっていましたが、本人が自分で気づけるようになれたら理想的ではあります。

 

以上3点、家庭教師としての私の目標でした。

どのように伝えたらいいのか、何を指標に到達度を測ったらいいのかは現在試行錯誤中です。今後工夫やアイデアが浮かんだらまた書きます。