ゆううつ戦記 大学編
高校編の続きです。
“ゆううつ”な気分がどうして日常生活に支障を来たし得るのか、大学1回生のときの日記が携帯に残っていたので、引用します。
久しぶりの学校でした。
社会保障制度論についての講義でしたが、これは楽しみにしていた講義のひとつでもありました。
がしかし、書けても読めない(特にレジュメが)ばかりか、涙が出て頭も痛くなる始末でした。環境(席や他の学生)だと思いました。
集中出来ないのが悲しくて泣きました。
集中できない理由はいくつかあります。
・今日の服変じゃないかな
・野暮ったくみすぼらしくないかな
・iPad Pro嫌味に思われないかな
・使いこなせていないのカッコ悪いな
・教科書まだ買ってないな
・履修登録しないとな
・今日バイト間に合うかな
・今自分は集中できていないな
・後期もこのままだったらどうしよう
これらに気が散り、そわそわして(≒不安になって)しまうようでした。
うーん、考えすぎ(゚∀゚)
あなたはあなたでいいのにね。
今考えても仕方のないことを、考え続けるのはエネルギーの無駄よ。行動プランを立てるときだけ考えれば…
って、それができたら困ってない( ´_ゝ`)
一番困ったのは、初めての病院実習のとき。
朝早く電車で向かった。間に合う時間には着いたんだけど、降りなきゃいけない駅で席を立つことができなかった。
降りなきゃって気持ちは焦るんだけど、体は動いてくれない。
「いや!行きたくない!」
って声も聞こえるような気がする。
結果その電車の終電までのって、降りて、駅近くのタリーズで一息ついて、先生に電話しました。
電話に出てくれたのは引率で来ていた看護学科長。
状況を説明したはずなんだけど、どんなやり取りをしたか覚えていない。とにかく混乱して、泣きながら話していた。
「止まない雨はない。開けない夜はない。」
そう言ってもらったのは覚えている。
次の日も行けなくて、欠席の連絡をした。
その日の日記はひとこと、
よく頑張ったね、だった
と書いてあったから、そう言ってもらったんだと思う。
その実習は、出席不足で単位を取ることができず翌年再履修になった。
そんな感じで、“ゆううつ”は単に気分だけでなく学生生活に影響していくのでありました。